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タイ古式マッサージの流派
 
タイ古式マッサージの流派

■タイ古式マッサージの流派

タイ古式マッサージの流派は大きく2つに分けられると言われています。タイの2大都市である南のバンコクを中心に行われているスタイルと北のチェンマイを中心に行われているスタイルの2つが存在していると言われています。実際に、バンコクスタイルの中心は、バンコクのワットポータイマッサージスクール。チェンマイスタイルの中心はチェンマイのオールドメディシンホスピタルというスクールなのですが、この2つの学校の取り組みが、現在のタイ古式マッサージの2大流派として知られる元となっているようです。これらのスクールの取り組みが、タイ古式マッサージ業界の成長に大きく貢献した事実はまぎれもない事実ですが、2大流派の誕生は、20世紀に入ってからの出来事であって、太古の昔から2つに分かれて発展してきたわけではありません。バンコク式とかチェンマイ式と呼ばれている手順の決まったスタイルは、決して2500年もはるか前から変わらず行われてきたスタイルではありません。タイ古式マッサージのルーツが今から2500年前に遡ると言われているのは、ブッダの主治医であったインド人の医師シバカコマラパ師がマッサージのルーツであることから言われていることであって、そもそも、タイ王国の始まりは今から700年~800年前のことです。日本では鎌倉時代に相当する頃にタイ王国が誕生したわけです。2500年前、紀元前500年ごろは、今のインドではバラモン教が勢力を誇っていてブッダが生まれた時代ですし、中国では孔子がいた時代に相当します。日本では弥生時代に相当します。そして、今日、タイ古式マッサージは世界的にも広がり、ポピュラーな施術法として君臨していますが、いくつもの形に細分化され、どんどん進化を遂げています。

ヨガやお茶、生け花にも流派があるように、考え方の違いからフィーリングが変わり、新しいテクニックが生まれて、全体の構成も変化しながら、違ったスタイルへと変化していくのが世の常です。流派によってもたらす結果や効果も少しずつ変わっていきます。このようにして、タイ古式マッサージもさまざまな流派に細分化される動きが加速しています。タイ古式マッサージの長い歴史を見ても、それは弟子から弟子へと伝承的に伝わってきた施術法であって、進化の過程で新たなテクニックが生まれ体系づけられてきたものなので、タイ古式マッサージがこれだ!と固定的な概念で考えることは進化を止めることにつながるような気もします。

 
 

■バンコクスタイル(ワットポー式)

バンコクにあるワットポー(ポー寺)がタイ古式マッサージの総本山として知られていますが、現在のワットポータイマッサージスクールは、ワットポー(ポー寺)に隣接する私立のタイマッ
サージスクールです。ワットポー(ポー寺)に伝えられた古いマッサージそのものではなく、1991年にワットポーのプリーダ理事長が18人の講師と共に開発した比較的新しいスタイルです。タイ人の中では、ワットポーのプリーダ理事長はビジネスが上手な人としてちまたで知られているようです。

では何故ワットポーがタイ古式マッサージの総本山なのでしょうか?ワットポーは、1788年、ラーマ1世によって建 てられたバンコク最古の寺院で、正式名称は、『ワット・プラ・ チェート
ゥ・ポン・ラーチャ・ ワ・ララーム』といいます。境内にはタイ国王の墓がある皇室系の由緒正しいお寺なのです。ラーマ1世は、当時、寺の医者や、民間の医者を集めて、タイハーブやタイ
伝医学の知識を集め、この壁に刻ませたものが現存しています。また、ラーマ1世はワットポーの境内にルーシーダットン像を土で作らせ金箔を貼り付けたのですが、このルーシーダットン像は現存していませんので、いくつのルーシーダットン像が作られたのかは不明です。特に全長46m、高さ15mの巨大な腕枕して寝転がってる仏像が有名でタイ旅行では定番の観光名所にもなっています。

1957年当時、ワット・ポー伝統医学学校が寺院内に設立されましたが、タイマッサージを教えるスクールとしての環境は整っていなかったようです。4年後の1961年、プミポン国王(ラーマ9世)がワットポーを訪問した際に、「タイマッサージは教えていないのか?」という一声から、ワットポーでタイマッサージを広く一般の人々に教えるようになったという経緯があります。ワットポータイ伝統医学校の経営はもともと赤字続きで、当時はタイマッサージの風俗的なイメージをぬぐいきれなかったために、あまり生徒は集まらなかったようですし、タイ伝統医学の厳格なタイマッサージを学ぶことはハードルが高かったのかもしれません。

今でも、タイ伝統医学校とタイマッサージ学校は別の枠組みですが、タイマッサージを単純で、平易で、覚え易くしようというワットポータイマッサージスクールの試みがバカ受けして、第1次タイマッサージブームが到来したようです。これは2000年少し前頃のオリエンタルブームに乗って外国人に先に人気を博したようです。バンコクスタイルは、左右両方の母指を同時に使ってコリを捉えて圧迫をするのが中心で、左右交互にウォーキングするチェンマイスタイルと比較すると、日本の指圧に近いスタイルだと言えます。両母指で圧迫した後に手掌で筋肉を捉えながら圧迫を繰り返しながら、全身が緩んだところで少しづつストレッチングが加わっていくものです。

仰向けから開始して、脚部~腕部。反対側の脚部~腕部と進むまでに約60分くらいかかります。とにかく脚部のエネルギーラインを押していくのに時間をかけて行います。腹部の施術を加える場合にはこのタイミングで15分程度行います。次は横向きです。また脚部のエネルギーラインを圧迫するところから、臀部~背部~腕部~肩部の施術を行い、ストレッチングを行います。次はうつ伏せ姿勢で、また脚部から開始して、臀部~背部でストレッチングです。2度目の仰向けは、ストレッチングが中心でそのまま座った姿勢になるように引き上げます。座った姿勢では、背部~肩部。そしてストレッチで終了。一通り行うと約2時間の時間が必要になります。

 
 

■チェンマイスタイル

現在、タイ北部の代表的な都市はチェンマイです。タイ北部には、ランナー地方と言うエリアがあります。ランナー出身で、ランナーのマッサージを学んだとされる故シントン・チャイチャカン氏が、1957年ワットポーの伝統医学校で研修をうけ、1961年まで教鞭をとった後、チェンマイに帰郷し、1962年に開いたのがシワカ・コマラパタイ伝統医学校。これが通称オールドメディシンで、『チェンマイ式タイマッサージ』発祥のタイマッサージスクールです。シントン氏は、ランナーの技をふんだんに盛り込んだタイマッサージのカリキュラムをここで教え始め、これが今日のチェンマイスタイルの元になっています。シントン氏は技術を教え子達に惜しげもなく開放したので、オールドメディシンで学びキャリアを積んだマッサージ師たちがそれぞれ独立し、自分の学校を作ったのが始まり。それが、現在のITM、ロイクロ、ワンディ、ニマンヘミン等々のスクールである。チェンマイと言う狭い都市でいくつものスクールが乱立するようにったことが、チェンマイという都市がヒーリングタウンとして名を馳せたルーツなのです。それぞれのスクールは、その先生によっても若干のニュアンスの差こそあれ、基本的なスタイルはすべて同じテクニックです。現在、オールドメディシンは、シントン氏の息子ワサン・チャイチャカン氏が引き続き、スクールと病院の経営をしてる。しかし、世界的な不況が経営を圧迫し、現在は外部から新しい経営人が入って、経営の合理化と病院のサービスの向上に努力しているようです。庶民の中で育ったランナー伝統医学をルーツとするチェンマイタイルのタイ古式マッサージは、自由で形式にとらわれない庶民のマッサージと言えるものでしょう。そして現在、チェンマイにあるスクールだから、全部のスクールがチェンマイ式を教えてるわけでありません。チェンマイにも、ワットポーの分校があるように、チェンマイにありながらバンコクスタイルを教えるスクールも半分くらいは存在しているから、スクール選びの際には注意が必要でしょう。

チェンマイスタイルは、バンコクスタイルに比べて、ストレッチが多いとも言われていますが、実際のところ全体の中で占める割合は変わりありません。ただ、ストレッチのスタイルが少しヨガっぽい感じがします。全体を通して、常に交互にウォーキングすることでエネルギーラインを捉えていくため、クライアントの身体から手が離れることがありません。手が離れてしまうことはエネルギーが途切れてしまうため常につながっていることはエネルギーを意識するという点において神秘的な感覚がするスタイルです。

 
 

■タイ厚生省スタイル

タイの厚生省が推進するスタイル。このタイ厚生省スタイルの特徴は、簡単で覚えやすいこと。母指のウォーキングで身体を流れるエネルギーライン(セン)を指圧していくのが中心です。現代のタイ政府が推進する標準的なスタイルだけあって、すべて基本的なやり方が中心となっています。とにかく事故を起こさない安全で標準的なスタイルですが、逆を言えばタイ古式の醍醐味に欠ける感じは否めません。

西洋医学の台頭と反比例して、タイでもタイマッサージ暗黒の時代がありましたが、1980年代頃から、タイ政府が産業振興と就業率向上を目指しました。これがきっかけで、タイ・マッサージ復興プロジェクトが結成され、厚生省、文部省、労働省、いくつかの大学が協力して標準化を図っって指導内容を標準化したものが厚生省スタイルです。タイが国を上げてマッサージを普及する活動は、日本でも行われています。千葉成田にあるワットパクナム寺院などで、タイ国籍の在日タイ人を対象に、講習会が時折開かれています。2003年に行われた研修会場には、当時のタイ厚生大臣やTTMAの理事長渡邊聡一郎がタイ古式マッサージの素晴らしさや将来性について講演しています。ですから、事故が起きないように安全第一をモットーに標準化されたスタイルなので、基本中の基本といった感じの定番スタイルです。

このプロジェクトの中心的人物は、厚生省と関係の深い人物がピシット・ベンチャモンコンワリー氏。ピシット氏はタイ厚生省のタイマッサージ標準化会合や各地での講演会、大学教授との交流、タイマッサージ関連書籍の監修など多方面で活躍している人物ですが、ピシット氏は、タイ厚生省スタイルには盛り込まなかった細かいこだわりを盛り込んだピシットスタイルを完成させました。ピシットスタイルは、手技の連続性と流れを重視し、指圧や手掌圧を行っているときも相手から手が離れることがないように、呼吸を意識しながらスタイルを指導しています。

 
 
■タイ王宮スタイル(ロイヤルマッサージ)

ロイヤルマッサージは、ラーチャサムナックと呼ばれる宮廷のマッサージで、下の者が上の者に施す施術として、その作法や施術姿勢の形式が重要視されるスタイルです。跨いではいけないとか、踏みつけてはならないとか、礼儀作法がとにかく重んじられるのが特徴。ツボ押しを中心とする医療系マッサージ法ですが、施術者はクライアントに対してなるべく離れた位置から息を吹きかけないように施術を行います。触れる部分はなるべく最小限に留めるようになっていて、全身を使ったタイ古式マッサージの大胆なストレッチ技は皆無に等しいスタイルです。何があっても相手を怪我をさせないことや相手を敬い続けることを重要視していて、精神修業として行うのは素晴らしいことかもしれません。一般的に期待されているタイ古式マッサージの醍醐味はありませんが、もともと、タイ古式マッサージの歴史を振り返ると、それは徳を積むための学びの行為であって、なにかと自己中心的な振る舞いの多い現代人は学ぶべきところが大きいという意見もあります。

 
 

■ジャップセンスタイル

ジャップセンというタイマッサージの技術があります。中上級編のテクニックとされていて、指をクリッとはじくように動かして刺激を与える手法です。ジャップセンを英語にすると「ナーヴタッチ」となりますが、エネルギーライン、指圧ポイント、筋肉、腱、靭帯、神経などをはじくように刺激するので、かなりの痛みを伴うスタイルです。痛いけど、すごく効く。終わった後にすっきりするのが特徴なのですが、治療レベルのタイスタイルのマッサージはこういうものです。リラクゼーション目的のクライアントは、痛いこと自体を嫌う傾向がありますが、日ごろが辛いクライアントは、その場がどんなに痛くても楽になることを欲する傾向になります。強く筋肉に刺激を与えることができるので、治療的な側面から見ると優れた手法です。リラクゼーションを目的としたサロンではあまり用いないほうがいいかもしれません。客が激減する可能性があります。

ジャップセンで有名なのは、チェンマイにあるナーヴタッチのレックチャイヤ氏(通称:ママレック)。ジャップセンの達人と称された女性で、TTMAの渡邊理事長とも親しかったようですが、2013年4月に他界し、伝説となりました。レックチャイア氏のスクールは、現在長男マユーと次男が、母親から受け継いだその技術を提供しています。チェンマイスタイルをベースにした指圧やストレッチが中心で、そこにジャップセンがミックスされた形となっています。どこもかしこもジャップセンで行うというわけではありません。

 
 

■TTMAスタイル

TTMA(特定非営利活動法人日本トラディショナルタイマッサージ協会)で考案したスタイル。バンコクスタイルやチェンマイスタイルでは、母指や手掌を使った圧迫が中心となってしまい、クライアントのコリがなかなか軽減できないという課題に対して考案されたスタイルで、肘を使ったエルボープレスや膝を使ったニープレスを多様するのが特徴。ストレッチングは、タイ古式マッサージに期待される大きな要素なので、バンコクスタイルやチェンマイスタイルと比較して、よりアクロバティックなストレッチングが加わっています。ストレッチングをしながら圧迫をすることで、時間的に短縮をしたものなので、同じ施術時間での比較なら、よりすっきりとした印象を与えることができます。バンコクスタイルやチェンマイスタイルの経験者が学ぶことを対象に組み立てられているので、中上級編テクニックと言えます。

 
 

■スコータイスタイル

スコータイスタイルは、スコータイ県出身カンタノー・パラウェド氏(1956年生まれ)の提唱するスタイルです。TTMAの渡邊氏とも懇意にしていて2006年以降、TTMA公認スクールなどで、タイ古式マッサージ講師を務めていた人物。スコータイスタイルは、「メスを使わない手術」との異名を持つほど、深く突き刺すこともあります。とにかく痛いが、数分後には辛かった痛みが消えてなくなることも目的にしたスタイルです。ジャップセンスタイルよりもとにかくハードでパワフルなテクニックの集大成です。

 
 

■ピシェットスタイル

ピシェット氏は、チェンマイスタイルの大元であるオールドメディシンホスピタルでベーシックスタイルを教えていた人物。現在は手や指を使って行うスタイルに限界を感じて独立しています。バンコクスタイル、チェンマイスタイルとも手や指を使う手技が大半で、どんなに楽な体勢を取っても姿勢の悪さからくる腰への負担がゼロではありません。足やヒザを使うことで、腰への負担が少ないのが特徴。ピシェットスタイルはセラピーとしてみれば持続圧、浸透圧が基本のテクニックなのですが、彼は言葉が通じない相手の不良な箇所を感覚的に見抜くスピリチュアルな能力を持っている人物です。本来の伝統医学を真に引き継いでいる人物だと言えます。彼からマッサージを学ぼうとしても、スクールは開校しておらず、お布施をして弟子入りするしか方法はありません。チェンマイのスクールを卒業したと伝えると、「ここで学ぶなら、まず覚えたことを全部忘れなさい!」と言われるようです。変人であり、カリスマであるピシェットは、本物のタイ伝統医学を伝えることができる達人だと言えます。ピシットとピシェットは別ですから混同しないようにしましょう。

 
 

■ダブルヨガ フリースタイルストレッチ&マッサージ

「ダブルヨガマッサージ」は、タイ古式マッサージの発展形の施術法です。ヨガのポーズを二人で行いながら行うフリースタイルのヨガマッサージです。瞑想をしながら、ストレッチでつなぐ、アクロバティックなヒーリングメソッドです。タイ伝統医学、アーユルヴェーダ、中医学、レイキなど、広い意味での古典医学理論に基づいてTTMAの「長老」こと 渡邊ソウイチロウが再構築した新しいスタイルです。動的瞑想の究極のカタチです。タイ古式マッサージも二人で行うヨガと呼ばれますが、呼吸や瞑想状態の入り方が格段に違います。自分のエネルギーと相手のエネルギーが溶け合うようにミックスされて、スピリチュアル的つながっていくことができる施術法です。

この施術法には、決まった手順がありません。母指圧迫、手掌圧迫のほか肘、膝、足を使った圧迫はもちろん、ヒップやヘッドまでも使います。シェイクやバイブレーションも行います。変形姿勢もとります。伝統的なタイ古式にはなかった新しいストレッチングテクニックも加わっています。力を使って押すことはしません。常に力を抜いて腹式呼吸で、瞑想をしながら、クライアントと意識をつなぐことで、感覚的に自由に動くフリースタイルの施術法です。自身を自然の中に溶け込ませて、相手のエネルギーを読み取りながら身を任せていく施術法で、頭で考えることなく勝手に身体が動き出すストレッチマッサージを目指します。このマッサージを学ぶことは、マッサージスキルがレベルアップするだけでなく、スピリチュアルな能力を身につけることにもつながります。自分でもびっくりするくらい色々なことが感覚的にわかるようになります。

特徴は、とにかくアクロバティックなこと。ストレッチがどこまでも連続して見る者をくぎ付けにするほどやばいものです。呼吸は腹式呼吸で深く落ち着いた呼吸のまま、クライアントにのっかったり、ひっくり返したりする。母指や手掌も使うが、肘や膝、足などを多用して鋭い刺激をクライアントに与えたりする。そうかと思えば、マットを水面に例えて、全く水面が動かないくらいの静寂の中で氣(エネルギー)を送ってコリを小さくしてみたりもします。そのフィーリングの幅はとても広く、すごく優しかったり、我慢できないほど痛かったりします。

初めてを受けたタイ人セラピストいわく、「なんだこのマッサージは?こんなマッサージ受けたことないな!ものすごいな、これ!これタイマッサージなのか?」という感想。まだまだ新しいスタイルだが、治療実績を上げているところから判断すると今一番注目すべきスタイルなのかもしれない。カリスマの変人であるピシェットのスタイルに一番近いものだと言えます。

 
 
 
 
 
 
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