■風俗産業の隠れ蓑
日本において、タイマッサージは、今なお偏見が存在しています。それは風俗産業の隠れ蓑(かくれみの)になっているケースが横行しているからです。ですから、中高年の男性のイメージではタイマッサージは風俗産業であるという認識がなお残っています。一方で、多くの女性誌では、ビューティーや美容などのカテゴリーで数多く紹介されることで、その若者のタイマッサージに対するイメージは、それとは全くかけ離れたものになっています。
■風俗店の取締り
2007年には、警察署からの要請により、TTMAでは、睾丸マッサージを含むタイ古式マッサージのなんたるかをまとめて警察署に提出しました。警察ではその文書を元に、それに逸脱した営業を行う風俗店を2007年〜2008年にかけて一斉に取り締まり、実際にタイマッサージをうたう多くの風俗店が摘発されました。
■タイ国政府の野望とタイ人セラピストの受け入れ
2003年10月に開催されたAPEC首脳会議では、世界の閣僚たちがタイマッサージでもてなされたことが日本のニュースでも報道されました。タイは国をあげて、自国の伝統文化を世界に広めようとしているのです。 しかし、日本を含めて各国にはそれぞれの事情が存在し、いかにタイマッサージが素晴らしいものであったとしてもそこには国内のさまざまな政治的思惑が混在し、タイ人セラピストの日本国内への受け入れは、2005年のFTA(自由貿易協定)後も伸展が見られておりません。実際に、日・タイFTAにおけるタイ式マッサージ受け入れに対する反対声明も存在しています。 |
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■誤解や偏見があるということ
誤解や偏見があるということは、ある意味それはデメリットなのでしょう。しかし、それは、まだタイ古式マッサージの素晴らしさを知らない多くの日本人がたくさんいるということです。誤解や偏見があるからこそ、TTMA(特定非営利活動法人 日本トラディショナルタイマッサージ協会)が存在し、逆風があっても、素晴らしいものを世に広めていく努力が必要だと考えています。

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